地域住宅計画全国シンポジウム 2007 富山大会 |
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それぞれの地域ですてきに暮らし続けるために、我々は今いったい何をすればいいのでしょうか? 我が国は今や人口減少時代を迎え、多くの地域で空き店舗、空き家、空き地が目立ち、地域の活力が低下し続けています。まず地域が自立し、持続する必要があります。昨今二地域居住などの新しいすまい方やUIJターンなど、地域に少しでも人を呼び戻す方法が模索されています。ではこの人々はどの地域にすまいを求めるのでしょうか? 不在地主の多い管理放棄された空き家や空き地の多い地区に人が来るとは考えられません。やはり地域固有の文化に支えられた魅力的な地域にこそ人が集うのではないでしょうか? 地域の素材、地域の技術でつくられたすまいやまち、管理された美しい自然や街並み、集落景観、そして人々を誘う地域の祭りや新鮮な水や食べ物、おいしい空気、本当の青い空。これらはまさに地域住宅計画が求めてきたものです。地域自身が地域の資源を生かして地域を運営してゆく。今一度、すてきな富山の地で考えてみませんか? すてきに暮らし続けるために何が必要なのかを。 富山大会では2日間にわたり、基調講演、事例報告、意見交換会、現地見学、まち歩き(岩瀬地区、八尾地区)、パネルディスカッションといった多彩な内容をご用意し、全国のご関心をお持ちの皆様の多数の参加を期待しております。 |
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一日目 10月4日 【会場:富山市サンフォルテ】 ■13:00 開会 ■13:30 地域住宅計画賞授賞式
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■14:00 基調講演 独立行政法人建築研究所 研究主幹 岩田 司
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■14:45 事例報告 コンパクトシティー富山 岩瀬のまちづくり 01岩瀬地区位置図 02修景整備(住宅等)の取り組み状況 03街路の修景整備 04修景整備before,after 05修景等整備事業補助制度の内容 ■15:05 事例報告 八尾のまちづくり
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■15:30 富山ライトレール(貸切)で移動
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■17:30 浜焼きを囲んで意見交換会 【会場 富山市岩瀬カナル会館】
二日目 10月5日 【会場 富山市八尾曳山展示館】 ■ 9:00 富山市街集合 バスで移動 → 途中、八尾HOPE住宅団地を現地見学 → 曳山展示館着 ■10:30 富山市八尾地区まち歩き ■13:00 パネルディスカッション コーディネーター 三井所清典芝浦工業大学名誉教授 パネラー 上勢頭芳徳(竹富島集落景観保存事務局)、才本謙二(たんば古民家プロジェクト)、 森 健二(編集・企画「エグノン」代表)、島崎英雄(八匠)、 川ア政善(富山県住宅供給公社) 他 ■15:25 次期開催地あいさつ ■15:30 閉会 |
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岩瀬地区:岩瀬大町・新川町は旧北国街道に面しており、北前航路が最盛期の明治期初期に建てられた回船問屋が建ち並ぶ歴史的な街並みです。国指定重要文化財森家は回船問屋型町屋の代表として当時のたたずまいを伝えています。 八尾地区:地元大工の集まりである八匠の手による本格的な民家工法の住宅がそこここに建てられているなど、昭和61年度に策定された八尾町HOPE計画の成果を継承・発展し続けています。HOPE大賞を受賞した住宅団地の見学を行うほか、まち歩きを行う伝統的街並みが再生された中心市街地では翌日から「坂のまちアート」の開催が予定されています。
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参加費(配布資料等代金):会員3,000円、非会員8,000円(予定) 意見交換会:3,000円(予定)
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